如月 街灯の下 風が瞼を切る 午前五時 ・・・・・・・・・・ 車が屋根に積んだ雪を零しながら走り去る。 落とし主不明の荷物を一欠片、手袋を外して拾う。 ・・・・・・・・・・ 鳴る風に釣られて走った視線の端に咲き折れた水仙 ・・・・・・・・・・ 突き…
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