しどろもどろの蚯蚓がのたうつ 頭痛だと思っていた けれど、それはやがて蛇になり 玉虫色に鈍く光りながら蜷局を巻いて がらんどうな頭骸骨の中に鎮座した 無限の口から二本の青い舌を俊敏に出し入れしては 紅玉の眼でひりひりと視線を監視している シュ、シ…
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