「鏡の見る夢」

夢にまで見た夢は夢のまた夢

暗号

自分で掛けたのに

どれが どれだか


忘れてしまったから
開けなくなった


鍵を沢山持たなくてはいけない程
私の心の中は
そんなに厳重に管理されているのだろうか



しなくては
いけないのだろうか



解放して下さい


鍵の束をそのまま渡すから
私を解いてみて下さい


私の知らない私を私に見せて下さい