2019-01-24 晴着 正月の結界が解かれ ほんの少し雰囲気だけ残って居た ハレは仕舞い込まれた 未だ暖かさを何処かに探すには 表は寒く ケを襟巻きして耐えて居る 何処に行ってしまったのだろう あのワクワクしたお正月 晴着を纏うのが待ち遠しかった 子供の頃 褪せていく行事 質素では無く簡単な生活 丁寧な暮らしは晴着と一緒に 押入れの何処かで眠って居る